「連獅子」で世界を舞台に活躍

孝藤右近
舞踊家
江戸から続く歌舞伎をベースに演技や物語性、視覚演出を融合した歌舞伎舞踊。代表作「連獅子」をはじめ、言葉がわからなくても楽しめるエンターテインメントとして再構成し、国内外へ発信。古典から現代風アレンジまで、世界中で状況に応じた表現を届けています。
連獅子


代表演目の「連獅子」は、親獅子と子獅子の物語を描いた作品。「獅子の子落とし」と呼ばれる、親獅子が子獅子を谷底へ落として試す故事を題材に、親子の絆と子の成長を描きます。クライマックスで披露される、長い髪を激しく振る「毛振り」も大きな見どころです。
本格的な舞台衣装
伝統的な衣装は、歌舞伎の様式美を忠実に再現しており、規則正しく並んだ立涌(たてわく)の文様や、蝶が上下に向かい合う対蝶(ついちょう)の図柄など、細部まで厳格に仕立てられています。また、歌舞伎の能半被(のうはっぴ)に見られるような、伝統によって定められた配色を守ることで、観客を古典の世界へと引き込みます。


創作舞踊
孝藤流オリジナルの衣装では、古典の格式を重んじながらも、モダンな柄を大胆に取り入れています。伝統の「型」と革新的な「意匠」を使い分ける本格的な衣装が、舞台の質をより一層高めています。


加賀百万石連獅子
石川県の伝統芸能である加賀獅子や能登の御陣乗太鼓を取り入れた、孝藤流のオリジナル演目。勇壮な獅子が舞い、狂いをみせる連獅子です。


鏡獅子
お姫様が獅子に変わる構成の演目。前半はしなやかで美しい舞、後半は迫力ある獅子の毛振りへと一気に変化します。ひとつの演目で優雅さと力強さの両方を楽しめる人気の演目です。
コラボレーションユニット
最大の強みは、成田屋一門の歌舞伎俳優である市川九團次氏との強固なパートナーシップにあります。市川九團次氏と孝藤右近によるユニット『九右会(Ku u X)』は、他の追随を許しません。


九右会
歌舞伎俳優の成田屋四代目・市川九團次と結成した伝統芸能エンターテインメントユニット「九右会(クーカイ)」。歌舞伎と日本舞踊の融合にとどまらず、国内外で現代的なパフォーマンスを展開


舞落語
落語家 桂三輝とのユニット「舞落語(マイラクゴ)」。言葉による笑いの芸「落語」と、身体で魅せる美の芸「日本舞踊」、この2つを現代的にかけあわせることで、日本文化の多層性と奥深さを体感できる舞台を生み出す


右近☆左近
実弟であり、総師範の孝藤左近とのユニット「右近☆左近」。歌舞伎舞踊の連獅子を中心に流派の伝承活動に尽力している。













