高岡市の国宝・瑞龍寺で、前田利長をしのぶ奉納舞

富山県高岡市の国宝・瑞龍寺で、前田利長をしのぶ奉納舞をさせていただきました。前田利長公の413回忌にあたる命日の5月20日、孝藤流の創作日本舞踊を奉納しました。

曹洞宗の高岡山瑞龍寺は、加賀藩前田家の菩提寺。二代目の前田利長公の菩提をとむらうため、三代目の前田利常によって建立された寺です。

私の母(孝藤まりこ)の地元が高岡市だったご縁もあり、前田利長の命日に瑞龍寺を訪れました。住職と話が盛り上がり、創作舞踊を奉納することになりました。

その場所にしかない歴史があるからこそ、その場所のために創作した舞踊を踊りたいと思い、「利長、利常を偲ぶ」という演目を作りました。

「利長、利常を偲ぶ」

前田利長の位牌の前で手を合わせる加賀藩3代藩主・前田利常の目の前に利長の霊が現れ、「武」よりも「和」をもって国を治めるよう告げ、利常が決意を新たにする物語

脚本:久保泰
構成・演出:孝藤まりこ

演目「利長、利常を偲ぶ」

孝藤まりこ家元、次男の左近と共に8人で奉納。私は、加賀藩初代藩主・前田利長公の役を務めさせていただきました。弟の左近は、前田利常公の役。

前田利長公と前田利常公は実の兄弟で、加賀百万石の礎を築いた人物です。今回、本当の兄弟でこのお二人を演じることができたことに、ご縁を感じています。世の中の安寧と加賀百万石(加賀、越中、能登)の繁栄を祈願しました。

創作舞踊は準備に時間がかかりますが、奉納舞は自分の原点のようなものです。誰もが簡単にたどり着ける場所ではない。だからこそ、声をかけてもらって舞を奉納できることには大きな意味があると思っている。

瑞龍寺での奉納舞の様子は富山新聞にも掲載していただきました。

瑞龍寺は、本当に荘厳な場所でした。富山県高岡市を訪れる際は、ぜひ瑞龍寺を訪れてみてください。