400年祭を迎えた京都高台寺で奉納舞をさせていただきました。高台寺は、豊臣秀吉の妻・ねね(北政所)が秀吉の菩提を弔うために建立した寺です。
そこで、豊臣秀吉の正室だった「ねね」を題材にした舞を作りました。ねねには子供がいませんでした。秀吉の死後、豊臣家が滅び、大坂城が焼かれるのを、ねねはどんな複雑な気持ちで見ていたのだろう。そんなねねの人生に思いを馳せながら、最後にはねねが救われるような舞にしたいと思いました。そこで、実際の歴史とは違って、ねねが子宝に恵まれ、子供たちに囲まれている様子を表現しました。子供たちを登場させ、秀頼も一緒に出て、みんなで踊る舞にしました。
歴史に忠実な物語ではありません。でも、そういう舞をしたかった。奉納する前にはお祓いを受け、10人ほどで踊りました。実際に奉納舞を見てもらうと、とても感動してもらえました。
奉納舞は、神社仏閣とご縁のある人が行うことが多い。神社の氏子や寺院の信者など、もともとその場所とつながりのある人たちです。だから、奉納舞の依頼があったときは、「神さんから声がかかった」と考えて踊らせていただいてます。